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棕櫚竹のお手入れ方法


その1、【水について】
植物ですから水の管理はもっとも大切です。
鉢全体にゆっくりと水をあげてください。3日に1回、1リットルほどが目安です。
受け皿に水が溢れるほどあげてしまうとやりすぎです。
やりすぎてしまうと根腐れの原因にもなりますので、ご注意ください。
乾燥しがちな冬場などは、葉に霧吹きで水分を与えるのも有効です。

その2、【肥料について】
肥料もやりすぎに気をつけて下さい。
人間で言う食べすぎ、肥満のように、肥料当たりというものを起こしてしまいます。
年に1,2回、春先と秋口(4月、8月らへん)に観葉植物用の化学肥料(ホームセンター等で売っています。)を小さじ半分ほどで十分です。
化学肥料でなく、天然肥料でも良いですが、コバエなどの虫がわくことがありますので、それがイヤな方は化学肥料を使用するのがお勧めです。

その3、【環境について】
風、直射日光に弱いため、室内で育てるのに向いています。
極端に暗い部屋でなければ、日当たりは不問です。また、あまり動かさないほうが良いです。
『最近元気が無いからベランダで日に当ててみよう・・・』というのは逆効果です。
元気がなさそうな場合は、お水の量などを見直してください。

その4、【大きくなったら】
上手に管理すれば大きく育ちます。
約2年ごとに鉢替えをしてあげると良いでしょう。
それをしてあげないと、伸びた根が鉢の中で詰まり、成長が阻害されます。
鉢から抜くときは、鉢を優しく叩きながら茎の根元を軽く叩いて抜いて下さい。


鮮やかな深緑色と、存在感のある葉の形がお部屋を彩る棕櫚竹。
しっかりお手入れして、上手に育てて下さい。